2021年9月22日水曜日

小さな美術館 季(とき): 2021年5月から「小さな美術館季(とき)企画」は再開しました!

小さな美術館 季(とき): 2021年5月から「小さな美術館季(とき)企画」は再開しました!:  ●2020年3月から休館して  通常月2企画を休止してちょう1年が立ちました。この間、家じゅうの本を倉庫の戸棚に整理したり、パートナーは二階の布部屋を完全に整理し終わり空き部屋を生み、いつでも使える二つの部屋がまるで20年前の新築時のようになりました。  さて、コロナ禍は私たち...

2021年5月25日火曜日

2021年5月から「小さな美術館季(とき)企画」は再開しました!



 ●2020年3月から休館して

 通常月2企画を休止してちょう1年が立ちました。この間、家じゅうの本を倉庫の戸棚に整理したり、パートナーは二階の布部屋を完全に整理し終わり空き部屋を生み、いつでも使える二つの部屋がまるで20年前の新築時のようになりました。

 さて、コロナ禍は私たちといままで一緒に活動してきた方々との交流の場を奪いました。

「歌声いろり㏌松山」は休止。この間2回挑戦しましたが、歌をみんなで歌うことは一番まずいということになり休止しました。この間、何人かの人から「もういいでしょう」と言われましたが運営委員のみなさんのOKが出ません。同様、講演会、音楽会、楽器の練習会みんなお休みです。

 「地域の茶の間ーおちゃのまポラン」ももちろんお休みしてきました。


●2021年4月企画 「暮らしを彩る春の手仕事展」4.13(火)~4.24(土)

 20人の作家のみなさんが手作り洋服、タペストリー、暖簾、カバン、籐細工、ちりめん細工人形、木工等ギャラリーには所狭しと作品がひしめき合いました。三密を避け、消毒をよくし大勢の方々をお迎えしました。心配もありました。マスクをしていても数か月ぶりで会う知人と急接近したり大声だったりで、ハラハラのし通しでした。180人以上の方々がおいでになりました。                                               

             渡辺典子さん(聖篭町)作品

 

               季所蔵作品展示(28点)
                             

●2021年5月企画 「じゅんなことば・やすこの人形~安達醇・康子二人展

                             5.18(火)~5.23(日)

  安達醇さんは当館で4回目の個展となる作家です。今回も人形の奥様との二人展。人間が使い終わった建築物―腰板、鍋蓋、お盆、塵取りなどに自身の言葉を書いたり掘ったりして額にして展示したものです。5月19日はお二人を囲む会を開きました。微生物の研究に至る話、酒造会社で酒、みりんの製造の傍ら今の活動に至る話はドラマに満ちていました。


 DMはがきに載せた「あれこれあって いま ここ」も展示されました。コロナで何らかの形で心痛めている方へのエール「だいじょうぶ」は二日目に求めてくださった方がいました。

         企画の思いを語る 安達醇さん、康子さん 5.19(参加者15名)


●2021年6月の企画 追悼「中村哲(医師)写真展・DVD上映と講演の集い

                             6.15(火)~6.20(日)

 中村哲(1946年生まれ)医師は1984年からパキスタンで難民のハンセン病治療をはじめました。その後、アフガニスタン国内の山岳医療過疎地でハンセン病や結核などの診療へ。病気から住民を救うには、まず井戸を掘ること、そして飢えから解放することに行き着き農村復興のための大掛かりな灌漑事業に携わります。2019年12月4日、何者かに銃撃され亡くなりました。享年73歳。井戸を掘り河をつくり大地に水を灌ぐことは平和の礎、と実践された巨人中村哲さん追悼の写真展です。

  ◆DVD上映と講演の集い 6.19(土)13:30~15:30

   場所 小さな美術館季の母屋 参加者29名 入場・参加無料

      講演(14:00~) 中村哲の偉業と平和について

      講師 

            鶴巻大陸さん

            工藤和雄(新潟市、弁護士)

            参加者30~80歳代 29名

            質問・意見もたくさん出ました!



         会場では40枚の写真展示 書籍・DVDなど販売

      ◆中村哲関連の書籍とDVDが入りました!
 
著書等書籍

      中村さん亡くなられてからのDVD「荒野に希望の灯をともす」1時間28分    
     など2編のDVDを求めましたのでご覧になりたい方はどうぞ。  中村哲、アフ
     ガン最期の言葉「希望の一滴」西日本新聞社は完売しました。
      




●2021年7月の企画 「涼風にふかれて 野沢拓自ガラス作品展」  7.3(土)~7.10(土)
                                月曜休館
 野沢さんは30歳代前半の若きガラス作家。薩摩切り子の修業を経ていま弥彦にガラス窯を開窯し手作りガラス作品をつくっています。
 面白いのは風鈴で今、若い人に人気です。新潟市の神社で毎年やっている風鈴祭りでは今では定番になっていて多くのお客様を動員しているそうです。
 当館でも風鈴をいっぱい用意します。さて、「これ面白い風鈴だね・・・」実物写真データが届き次第、ここにも登場します。

             takuglass 好評のくらげ風鈴

        ようやく皆様にお届けできるDMはがきです。ご希望の方に送付いたします。
                   連絡先 高橋 080 8484 5062






2021年9月の企画      亀田縞作品展  9月21日(火)~9月26日(日)
                      10時~17時(最終日 ~15時)

 
      

 9月21日オープンしました。亀田縞の作品は女性の服、男性のシャツをはじめ多数が展示されています。初日は多くのフアンがおいでになり親しんでくれました。午後には亀田縞応援隊の青山さんが綿の実を持参してくれました。昔は作業着に使われた亀田縞は今は、特に女性のおしゃれ服やグッズに変わりました。9月26日(日)の15時まで開催しています。


2021年10月企画
  新田恭子(水彩。絵手紙)・拝田香代(山野草・盆栽)二人展
                       ~日常の中のステキな愉しみ
 若くして亡くなられた夫君、新田堅造さんから絵の影響を受けた恭子さんは長く水彩をやり近況を絵手紙で送ってくれやていました。この度、恭子さんの足跡をこれまで残してきた水彩画、絵手紙を展示します。過去から現在をつなぐ絵、そして、ぜひ沢山のお孫さんを含めた若い方々にも観てほしい作品です。
 拝田ワールドは、植物が好きな方でもあまり植物に関心を示されない方にも観てほしいものです。草盆栽の世界では、知られた方です。一鉢にあなたの故郷を発見してください。

  ●期日  10月19日(火)~10月24日(日) 会期中無休
         10時~17時(最終日 ~15時)
  ●会場  小さな美術館季 ギャラリー



2021年11月の企画
  村秀鬼瓦工房 村山茂作品展

  鬼瓦師 村山茂さんはお寺や神社等の鬼瓦をつくる家に生まれました。しかし、瓦自体需要が減り地場産業として大変な時代になりました。村山さんは新感覚で鬼の置物をつくり地場の応援をしてきました。当館で今回は5回目の置物の展示会になります。
 ◆展示 大小の鬼や猫の置物多数
     以前に当館で「瓦の上を歩く猫たち」を展示しましたが、さてその猫は成長して
     どうなったか楽しみです。 
 

   ●期日  11月18日(木)~ 11月25日(木)月曜日休館
          開館時間 10時~17時(最終日 ~15時)
   ●会場  小さな美術館季 ギャラリー・母屋

 2021年11月の企画
   二人展 横山まゆみ(工芸)・斎藤明子(彫刻・絵画) ~夢の森の散策~
        

 今回は,木の葉を素材にした平面と猫をテーマにした彫刻が並びます。横山まゆみさんは、江南区亀田在住の作家。日本現代工芸会の会員、皆川浩作さんの木の葉・押し葉で描いた絵に触れ、その後指導を得た。騒然とした現実の中で目にした雑草たちの押し花の深さに感動。自然の織り成す面白さや宇宙が奏でるメロデイーを体現し表現したいと願っている。芸展、県工芸会で受賞している。
 また、もう一人の作家は、新発田市在住の斎藤明子さん。10年前に猫を飼ったのをきっかけに身近な動物や珍しい動物、そして絶滅危惧にさらされている動物などをモチーフに作品つくりをするようになった。それぞれの動物たちの無駄のない形、色、生態などがとても魅力的で感動するという。新潟県展賞(21年)新潟市展賞(20年)芸展連盟賞(18年)新発田市展賞など。
 お二人の楽しい作品にじかに触れてみてください。

   ●期日  11月28日(日)~12月5日(土)
           開館時間 10時~17時(最終日 ~15時)会期中無休
   ●場所  小さな美術館季 ギャラリー・母屋


2021年12月の企画
   関口智恵子 染めもの作品展
   ●期日  12月7日(火)~12月12日(日)
           開館時間 10時~17時(最終日 ~15時)会期中無休
   ●場所  小さな美術館季 ギャラリー
   展示作品は、タペストリー・暖簾・マフラー・ストール・スカーフなど多数。
  


2019年11月4日月曜日

遠藤ケイ 花と旅のスケッチ展

こんにちは。雑誌「山と渓谷」で三条市出身のイラストレーターの遠藤ケイさんにであいました。自然に調和し、自然に生かされ、自然の息ぶきを巧みな納得いく文章で伝えてくれる方です。「気候行動サミット」で地球温暖化対策を求める「未来のための金曜日」の若者たちの運動のリーダー,スエ―デンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんが「地球環境が温暖化の危機に瀕している!地球の未来をみんなで守っていこう!」とアピールしました。
 日本のグレタおじさんが、遠藤さんではないかと思います。また、日本の祭りや子どもの遊びや民俗に造詣が深く、私たちには、まさに遠藤さんが「巨人」に感じられます。
 遠藤ケイ著「暮らしの和道具」(ちくま新書)、「鍛冶屋列伝《鉄に聴け》」(ちくま文庫)を読みました。私、何と見栄や軽薄さの毎日を暮らしているか、思い知らされました。
 いま、日本の暮らしや環境が予想もしなかった時代に入っています。遠藤ケイさんに一人でも多くの方が出会って欲しいのです。きっと、目から鱗だと思うのです。
     2019.11.16(土)~11.23(土)10:00~17:00(最終日~15:00)

  関連イベント オープニングセレモニー 11.16(土)13:30~15:15
         参加費 1000円(電話予約可ー乗用車の乗り合わせを!)
     ●遠藤ケイ作 紙芝居「かじやさん」 読みて 樋口幸子さん(新潟市)
     ●加藤雅彦テノールコンサート 「第二の故郷・新潟に愛をこめて」
       歌 加藤雅彦さん(秦野市在住) ピアノ 田中庸子さん(秦野市在住)

      加藤さんは新潟大学法学部出身。なつかしい青春時代の歌声ともしび(新
      潟)の仲間が、是非当館で歌って欲しい旨、ご依頼がありました。

   遠藤さんの2020年花のカレンダーができました! (1部 1500円)
  展示会開催中、次の本を販売しています。
    A暮らしの和道具(ちくま新書)     770円
    B鍛冶屋列伝<鉄に聴け>(ちくま文庫) 990円
    C熊を殺すと雨が降る(ちくま文庫)
    D遠藤ケイの田舎暮らしは愉快だ(千早書房) 
    E遠藤ケイの島旅日和(千早書房)
    F海の道・山の道
    G賢者の山へ
    H遠藤ケイのキジ撃ち日記
    I懐かしい遊び絵はがき(12枚組)  1000円




2019年10月18日金曜日

創作鉢展ー10月後半の企画です!

 花瓶に花を飾る、鉢に植物を植える、花弁を水面に浮かせたり染めたりする・・楽しみは色々ですが盆栽のような時間と技を必要とする植物飾りと違って鉢に庭や路傍の植物を植え込めばこれまた楽しいことです。

 今回の「創作鉢展」は、陶磁器の器とちょっと違って容器の底に水はけの穴が開けられています。プラスチックのポットに植えた植物もいいですが、陶芸家のつくった鉢に植えこんだらこれまた素晴らしい小宇宙です。

 13人の陶芸作家の植木鉢、盆栽鉢、山野草鉢をたくさん用意しました。
  2019.10.19(土)~26(土) 月曜休館

2019年9月24日火曜日

10月の企画 生誕115周年記念ー画家市村三男三遺作展

新潟市江南区横越(旧横越村)出身のプロレタリア画家、市村三男三の遺作展です。生誕115周年を記念し絵画30点、デッサン多数を展示します。
        
時 9年10月3日(水)~10月12日(土)
 所 小さな美術館季・ギャラリー  

関連行事
10月6日(日) 13:30~ 市村三男三を語る会
三男三との出会い 稲垣恵造(作家)
三男三の絵画について 山浦健夫(美術評論家)
参加費無料(申込電話で可)
        

2019年8月26日月曜日

9月の企画 亀田縞作品展 (前半)  藤野千恵子作陶展(後半)

●毎年恒例の亀田縞の作品が揃います。当館には14年前から、日常的に亀田縞の反物をおいています。かっては、亀田郷で使われていた木綿の労働着は、現在はおしゃれ着で暮らしの中で楽しんでいただいています。

亀田縞作品展
     日時  2019年9月10日(火)~9月16日(月・祝)
     場所  小さな美術館季 ギャラリーにて

●24日から藤野千恵子作陶展が始まります。藤野さんは工房伽藍堂と称して吉田町で作陶しております。登り窯で焼いた味わい深い大壺から、掌に乗る小品まで並びます。4匹の飼い猫も皿のデザインで登場します。
日時 2019年9月24日(火)~9月29日(日)
場所 小さな美術館季 ギャラリーにて